埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 517
■ 種類 学会発表
■ タイトル 統計的エネルギ法を用いたエアコン室外機の音質改善手法の開発
■ 著者 上原律  Tadashi Uehara  中央大学
大久保信行  Nobuyuki Ohkubo  中央大学
戸井武司  Takeshi Toi  中央大
白石英孝  Hidetaka Shiraishi  埼玉県環境科学国際センター
熊沢健志  Takeshi Kumazawa  兜x士通ゼネラル
澤田大貴  Daiki Sawada  兜x士通ゼネラル
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2006
■ 誌名・巻・号・年 日本音響学会2006年春季研究発表会講演論文集、pp57
■ 抄録・要旨  エアコン室外機の主な騒音発生箇所は、コンプレッサ部とファン部である。本研究では、このうちの配管を含むコンプレッサ部を対象に統計的エネルギ法(SEA法)を用いた騒音低減方法の検討を行った。  コンプレッサ部は、剛性が大きく異なる2種類の要素、すなわちコンプレッサ本体(高剛性)と配管(低剛性)が結合されており、モード密度が大きく異なるため、単一の方法で解析するのは困難と考えられた。そこで、両者を各々異なる方法(有限要素法とSEA法)でモデル化し、それを結合して全体モデルを構成する方法について検討を行った。簡易モデルを用いた実験で全体モデルを構成し、配管部の内部損失係数(DLF)をパラメータとした構造変更予測を行った。予測値は実験結果と良好に一致し、本手法の有効性が確認されるとともに、騒音低減方法の効率化を図ることが可能となった。
■ キーワード 統計的エネルギー法、エアコン室外機、騒音低減

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